🍂 後期スタート!「小さな一歩」を大切に 〜始業式 校長先生の講話より〜
10月4日(金)、みなと学園ではいよいよ後期の授業がスタートしました。
秋の澄んだ空気が心地よい朝、子どもたちは元気な足取りで登校。始業式のために、全校生徒が朝礼広場に集まりました。
整列した子どもたちの表情には、夏を越えて少し成長した頼もしさと、新しい後期への期待感がにじんでいます。
校長先生が前に立たれると、広場は一気に静まり返り、子どもたちの視線が一斉に集まりました。

🌱 「たねをまく時期」から「たねを育てる時期」へ
講話のはじめに、校長先生は「後期」という言葉の意味からお話を始めました。
「後期とは、1年の残り半分のことです。みなさんの顔を見ていると、『あっという間だったなあ』と思う人もいれば、『長かった…』と思う人もいるかもしれませんね」
4月の始業式の日を思い出してみましょう。新しいクラス、新しい教科書、新しい先生…緊張とワクワクが入り混じる中で、新しい一年が始まりました。
それから半年。運動会、テスト、クラスでの活動などを通して、子どもたちはたくさんの経験を重ねてきました。
「私は、4月から前の週までの前期を『たねをまく時期』だと思っています。たねをまいても、すぐには芽が出ません。水をあげたり、日光を浴びせたり、手入れをして、少しずつ育てていきます。この半年間、みなさんは勉強や運動、友だちとの関わりの中で、小さなたねをいっぱいまいてきました」
校長先生の言葉に、子どもたちの顔が少し引き締まります。前期の自分の姿を思い出している子も多かったようです。
🎶 小さな一歩が大きな変化に
続いて、校長先生は一人の中学生のエピソードを紹介しました。
その生徒は音楽が苦手で、合唱の練習ではいつも口パク。でも、ある日、隣の友だちが優しく声をかけました。
「一緒に本気で歌おうよ」
勇気を出して少しだけ歌ってみたその瞬間、先生が「今の声、いいね!」と褒めてくれました。そこから自信が芽生え、発表会ではクラスをまとめる中心的な存在にまで成長したそうです。
「小さな一歩が、大きな変化につながったんです。みなさんも、後期はぜひ『小さな一歩』を大事にしてください」
🖌 後期の合い言葉は「一歩前進」
講話の最後に、校長先生は「一歩前進」と書かれた大きな書初めを掲げました。
「小学部のみなさんの中で、これを読める人いますか?」

「昨日よりちょっと前へ!」
校長先生は、「大きく変わらなくてもいいんです。昨日の自分より、ほんの少し前へ進むこと。それが積み重なって、やがて『学校って楽しい!』という気持ちにつながります」と話し、子どもたちにエールを送りました。
✨ 新しい季節、新しい自分へ
講話のあと、子どもたちはそれぞれの教室へと向かい、新しい後期の時間割と活動が始まりました。
きらきらした目で担任の先生の話を聞く子、夏休みの思い出を楽しそうに話す子、少し背筋を伸ばして席に座る子──それぞれが「昨日よりちょっと前へ」の気持ちを胸に、新しいスタートを切りました。
後期も、子どもたち一人ひとりの成長と笑顔を大切に、みなと学園は歩みを進めていきます。


